2011年03月23日(水)
蓮舫節電担当相が19日に発表したセ・リーグ案に痛烈なダメだしをしました。
蓮舫大臣はセ・パ同時開幕を主張、少なくとも4月中は東北・東京電力管内でのナイター自粛、
東京ドームはデーゲームも自粛を要請しました。
国民感情をバッグにした蓮舫大臣は、初回の仕分けで見せた鋭い切れ味で、
新純生理事長らの説明を、バッサバッサとみじん切りにしてしまった模様です。
これでセ・リーグ案は差し戻された形になり、明日24日にも臨時理事会を招集し、
改定案を協議することになりました。
監督官庁の要望に応える形で、パ・リーグと同時開幕になるのは必至か?
東京ドームのデーゲーム自粛を渡辺恒雄会長は呑むことができるのでしょうか?
試合数の削減、クライマックスシリーズの中止は?
セ・リーグの球場を使ってパ・リーグの試合は可能か?
果たして明日、理事会はどのような案を出すのでしょう。
2011年03月22日(火)
毎年この時期に楽しみにしている早咲きの桜です。
場所は名古屋市東区の高岳と泉周辺で、
ソメイヨシノよりも2〜3週間早く満開になる大寒桜と寒緋桜がある道路です。
薄いピンク色が大寒桜、濃いピンク色が寒緋桜です。
この桜並木が満開になると一足早い春の訪れを感じます。
東日本大震災の被災地でも、もうじき桜が咲き始めます。
そのころには、物資不足の解消や仮設住宅の建設等が進んでいることを切に願います。
そして、桜が被災地の方々の心を癒してくれる事でしょう。
2011年03月20日(日)
昨日、セリーグは緊急理事会を開き、東日本大震災への対応策を審議し、
以下の内容に方向転換しました。
セリーグ開幕は4日延期で、4月3日まで東京電力、東北電力管轄内はナイター無し、
4月5日から減灯ナイター、今期全試合延長戦無し、夏は基本デーゲーム。
新井選手会会長は「セ・パ同時開催を希望していたので、29日開催は予想していなかった。」
とコメント。
144試合とクライマックスシリーズを行う為には29日開催がギリギリと
理事会は考えている様ですが、
試合数を減らしたり、クライマックスシリーズを無くしたりという考え方はないのでしょうか?
何か、収益面での事情を優先しているようで違和感を感じてしまいます。
2011年03月19日(土)
プロ野球セリーグの3月25日開幕に対して、各方面から疑問の声が上がっています。
文部科学省の鈴木寛副大臣は18日、日本野球機構(NPB)の加藤良三会長
(プロ野球コミッショナー)に対し、東日本大地震の影響で計画停電が行われているため、
プロ野球の試合を可能な限り、東京電力と東北電力管内以外の地域で開催するよう求める
通知を出しました。
また、両電力管内でのナイター開催については「厳に慎むように」と要請しました。
日本プロ野球選手会も18日、開幕延期を、再度NPBに訴えることを表明し、
声明文では“譲歩案”も示す一方、最悪の場合のストライキも辞さない強い姿勢を示しました。
NPBは今日にも再度開幕日の延期について話し合う様です。
国民感情としては大方が、延期に賛成の様ですが、こんな時だからこそ、
「プロ野球を見たい、そして勇気をもらいたい、頑張る気持ちをもらいたい、
復興の糧とした。」と考える人もいます。
電力の問題はまだまだ短期的に回復する状況ではありませんので、
大きな電力を消費するナイターは避けデイゲームで球場、
日程が調整できれば良いのでしょうが、
そのためには相当の準備時間が必要だと思われます。
果たして、NPBはどのような結論を出すのでしょうか。
2011年03月18日(金)
政府は16日、東日本巨大地震の被災地で外国人医師の医療行為を認める方針を決めました。
日本の医師法は日本の医師免許がなければ日本国内での医療行為が
できないと規定しています。
そのために諸外国から被災地に派遣された外国人医師は医師法上は
現場で医療行為ができない状態でした。
治療を必要としている被災者が目の前にいても、
外国人医師は医療行為をしてはいけないのです。
全くおかしな話です。医療の根本は国や人種で変わる事はありません。
今回は医師法の例外的位置づけで被災地でのみ、
外国人医師の医療行為が可能となりましたが、
この様な問題が例外で対処されて良いのでしょうか?
阪神大震災の経験が生かされているとは言えません。
災害時医療行為について早急な対応が求められています。
いつかは起こるであろう東海、東南海、南海地震以外にも
必ず必要とされる時が来ます。