2012年04月11日(水)
バージニア州ヒルズビル出身のリチャード・ノリスさんは、1997年に顔面を銃で撃たれ、
鼻や唇を失い、ほとんど口を動かすことができなくなった。
それ以降、手術を複数回受けてきたが、社会的に復帰できると思うほどには回復しなかった。
先月、米メリーランド大学メディカルセンターにて、専門家100人のチームにより、
約36時間に及ぶ顔面移植手術を受け、手術は成功しました。
術後6日目で目の開閉や舌を動かす事が出来るようになり、回復は予想より早いもよう。
顔面移植手術は昨年、テキサス州やマサチューセッツ州でも成功していますが、
今回は前例の無いほどの広範囲に及ぶ手術で歴史的な成功です。