2012年03月10日(土)
近視矯正のレーシック手術で衛生管理を怠り、患者7人に角膜炎
を発症させたとして、業務上過失傷害罪に問われた銀座眼科(東京、閉鎖)
元院長の医師溝口朝雄(みぞぐち・ともお)被告(50)の控訴審判決で、
東京高裁は9日、禁錮2年とした一審東京地裁判決を支持、被告側の控訴
を棄却した。
被告側は「一審の量刑は重すぎて不当」などと主張したが、小川正持
(おがわ・しょうじ)裁判長は「経費を惜しんで医療器具を使い回すなど
医師としてあるまじき診療態度で酌量の余地は全くない」として退けた。
判決によると、溝口被告は2008年9月〜09年1月、20〜50代の
男女7人を手術した際、電動メスの刃を手術ごとに交換しないなど感染を
防ぐ措置を怠り、細菌性角膜炎を発症させた。
(MDニュースより)
手術機器の消毒・滅菌を怠ったり、メス歯を使い回しすればどんな結果に
なるのか医師であれば誰でも簡単に予測できる事です。
そこに許される理由など存在しません。
レーシック近視矯正手術は僕も受けていますが、本当に素晴らしい治療です。
正確に検査をして、正しい手術をおこなえば危険な治療ではありません。
このような事が二度と発生しない事を切に願います。