2012年01月20日(金)
英Worcester大学のRichard Balding博士らは大学生、小売店店員、公務員など100人強を対象に心理測定ストレス検査(psychometric stress test)を実施するとともに、電話の利用に関する調査を行った。
その結果、ウェブ接続が可能な携帯電話の利用増加とストレスレベルの上昇の間に関連がみられることが判明した。
その理由は、絶えず入ってくるメッセージやアラートをすぐに確認して返信しなくてはならないためだという。
また、意外にも、仕事目的のスマートフォン利用とストレスの関連は認められず、むしろ私的な利用が問題となるようだ。
スマートフォンは生活のさまざまな場面に活用されるようになっているが、使えば使うほど依存度が高くなり、ストレスが緩和されるどころか増加する傾向にある。
別の専門家の1人はこの研究データについて、実際の因果関係を裏付けるにはさらに研究を重ねる必要があるとし、「常に携帯電話を手放せない人は、もともとストレスを抱えた神経質な人であることも考えられる」と指摘する(Hニュースより)
非常に興味深い研究結果です。
私も、iPhoneにしてから3年半ほど立ちますが、購入当初と比べ格段に依存度が増しております。
特にFacebookの登場以来コミュニケーションツールとしての活用が増えています。
外出時にiPhoneを忘れたりすると、とても落ち着きません。
これも一つのストレスですね。
少し考えさせられた研究発表でした。