院長ブログ

名古屋市中区で美容外科を経営する院長の本音。

2011年05月04日(水)

最近の中国の美容整形事情

経済成長著しい中国、今やGDPは世界2位、自動車生産台数および販売台数はアメリカを抜き

世界1位です。

こんな中国では美容整形はどんな感じでしょう。

昨年、中国で人気アイドルが美容整形の手術中に死亡する事故があり注目されましたが、

中国ではというか、中国でも美容整形は一般市民の中でも普及しています。

10年程度前からでしょうか、日本の学会で、よく中国からの先生を見かけるようになりました。

今では韓国などと合同で学会を行ったり、日本から中国の学会に参加したりすることもあります。

美容医療技術では日本、韓国と比べても全く引け劣ることはありません。

米メディアによれば、中国ではここ10年で、一般市民の美容整形にかける金額が、

住宅、自動車、観光に次いで4番目に多くなっているそうです。

また、国際美容外科学会の2010年の統計データではすでに中国は米国に次ぐ世界で2番目の

美容整形大国となっており、年間の美容整形手術数は数百万件にも上り、

毎年倍増する勢いです。

中国でも他の国々と同様に、顔のしわ取りやたるみ取りが人気となっていますが、東洋人特有

の鼻を高くする隆鼻術やまぶたを二重にする手術も年齢を問わず人気が高い様です。

また、就職活動のために整形する大学生も少なくないといいます。

なお、美容整形手術件数トップ3は米国、中国、ブラジルで、4位以下はインド、メキシコ、

日本、韓国、ドイツ、トルコ、スペインです。

2010年の中国の整形手術の内訳は、脂肪吸引(18.8%)、豊胸(17%)、まぶた整形(13.5%)、

隆鼻(9.4%)、腹部整形(7.3%)、その他(34%)です。

我々の業界も気づけばアッという間に中国に抜かれてしまいましたが、

近い将来世界1位になることは確実だと思います。


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