2006年11月24日(金)
2006年11月17日付けの FDA NEWS によると、アラガン社(旧イナメッド社)とメンター社が申請していました女性用の乳房再建及び22才以上の女性の豊胸を目的とするシリコンジェルバッグが承認されました。おそらくこれを受けて日本国内の豊胸術用バッグの需要も上昇することと予測されますが、FDAが認可したとはいえ豊胸手術にはいまだ問題点の多い手術で安易に手術を受ける風潮が蔓延しないかと危惧されます。FDAも術後の合併症や膠原病発生率、発ガン率、妊娠への影響、乳汁分泌への影響、自殺率、レントゲン撮影やMRI検査への影響など、各社に今後10年間で4万人の豊胸術後の患者の追跡調査を要求し、今後もシリコンインプラント豊胸手術の安全性をモニターしていく方針です。