甲子園球場
阪神電気鉄道株の45・73%(2月22日時点)を保有している株式会社M&Aコンサルティング
(M&A Consulting, Inc.)通称「村上ファンド」は5月2日、阪神電気鉄道株式会社(阪神電鉄)に対し、6月29日に予定される株主総会で、同ファンドを率いる村上世彰氏をはじめ、同ファンドが推薦する9人を取締役に選任するよう求める株主提案を行ったと発表した。
阪神電鉄の取締役は今16人いますが、このうち9人が次の株主総会で改選される予定です。この提案が可決されれば、村上ファンドが事実上、阪神電鉄の経営権を握ることになります。阪神電鉄にとって最高のシナリオはホワイトナイトである阪急ホールディングスが株式公開買い付け(TOB)で村上ファンドが保有する阪神電鉄株を買い取り、阪急ホールディングスと関係強化(経営統合)することです。最悪のシナリオは村上ファンドと阪急ホールディングスの阪神電鉄株の売却価格が折り合わず、村上ファンドが阪神の経営権を握った場合です。阪急ホールディングスとの関係強化(経営統合)は難しくなるばかりか、阪神電鉄の解体(阪神電車、阪神電鉄バス、阪神百貨店、不動産、阪神航空の解体)阪神タイガースの上場など阪神ファンにとっては到底黙っていられない事態を招きかねません。
村上ファンドにとって阪神の経営を継続して行うつもりはサラサラないでしょう、阪神電鉄に買収の危機感を与え、阪急ホールディングスへ高値で売り抜くか、阪神電鉄をばら売りするかで利益が出ればWINなのです。TBS、電通の時も村上ファンドが大量に株を保有することで株価が上昇し、相手企業に買収や経営介入の危機感を募らせ、ホワイトナイトなどに高値で売却するとゆう手法で莫大な利益を得ている会社です。まさに禿げ鷹ファンドです。昨日の関本のさよならホームランの様に、村上ファンドにさよならする方法はないのでしょうか?安心してメガホン片手にビールを飲みたいです。