ロングパルスヤグレーザー(Nd:YAG)は1064nmの波長のレーザーでメラニンへの吸収度が低く、皮膚深達性に優れています。肌の張りの改善に効果的なレーザー治療です。
診療詳細
ロングパルスヤグレーザーの特徴
皮膚深達性に優れている
ロングパルスヤグレーザーは波長が長い為、他のレーザーと比べ皮膚の深い所(4~5㎜)までレーザーが届き皮膚深層の治療が可能です。
メラニンへの吸収度が低い
メラニンへの吸収度が高い(波長が短い)レーザーは表皮のメラニンに吸収され安く、そこで熱が発生し表皮のダメージが大きくなってしまいますが、ロングパルスヤグレーザーはメラニンへの吸収度が低く表皮のダメージが出にくいため高エネルギーでの照射が可能です。高エネルギーの照射で皮膚深層に十分な熱を加える事が出来ます。
血中ヘモグロビンへの吸収度が高い
色素レーザーよりは劣るものの、血液中の酸化ヘモグロビンへの吸収度も高く、血管病変にも効果的です。
タルミに対する治療原理
皮膚深達性に優れ、メラニンへの吸収度が低いため皮膚深層(真皮乳頭層)に十分な熱を加える事が出来ます。皮膚深層に十分な熱を加えるとヒートショックプロテイン(HSP)が作られ、HPSがコラーゲン産生、細胞の修復を促し皮膚の再生を促進しタルミが改善されます。
施術方法
洗顔後、ロングパルスヤグレーザーを治療部位に3周照射し、VCコンセントレート15(高濃度ビタミンC配合美容液)を塗布して終了です。
メリット | 痛みが少なくダウンタイムのいらないアンチエイジング方法です。 |
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デメリット | 特にありません。 |
施術時間 | お顔は約10分で終了します。 首は約5分で終了します。 |
痛み | ダイナミッククーリングデバイス(DCD)の効果で痛みは非常に少ないです。レーザー照射時は輪ゴムではじかれる様な感じです。 |
麻酔 | DCDの効果で麻酔の必要はありません。 |
腫れ | 腫れはほとんどありません。わずかに赤みが出ることがあります。 |
傷 | 傷は残りません。 |
治療間隔 | 3週~1ヶ月に1回 継続して行う事でより大きな効果が実感できます。予防効果も大きいです。 |
洗顔・メイク | 当日より洗顔、メイクは可能ですが処置部位は1~2週間強く擦らないようにしてください。 |
シャワー・入浴 | 当日よりシャワー、入浴は可能です。 |
アフターケア
処置後3週間はご自宅でVCコンセントレート15を塗布してください。処置部は日焼けしやすくなっていますので、1~2週間は、外出の際必ず、紫外線を防ぐような化粧やクリームを使用してください。
当院ではお電話による受付を行っておりますので、なにか不安を感じても当院のものが対応いたしますので安心です。
施術スケジュール
1 | 手術当日 | シャワー、入浴、メイク、洗顔 |
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