院長ブログ

名古屋市中区で美容外科を経営する院長の本音。


 ここ最近、美容外科ではプチ整形が盛んでサラ美容外科でも、ヒアルロン酸、ボトックス(BOTOX)、プラセンタ(胎盤エキス)など注射で行う治療がとても増えています。これらの治療の際、患者さんに良く質問されるのが「痛いですか?」です。やっぱり痛みって気になりますよね!僕も人並みに痛がりですから、痛くない方法と、痛い方法とあったらやっぱり痛くない方法を選びます。注射でもできるだけ痛くない方が良いに決まってます。でも、注射って何で痛いんでしょうか???。ほとんどの方は針を刺すから痛いとお考えでしょうが、実は注射の痛みには針が刺さる時の痛みともう一つ、注射器の内容物が注入されるときの痛みがあります。注射を受けた際に、痛みの出方を集中して感じ取ると(そんな余裕ないと思いますが(^_^;))、最初にチクッとして、それからジワーと痛くなるのが分かると思います。最初のチックが針が穿刺された時の痛みで、ジワーが薬液が注入される時の痛みです。チクッの痛みは場所や針の太さによって変わります。ジワーの痛みは薬液の量、pH、粘調度や注入速度によっても変わってきます。
 このチクッの痛みを和らげるためにペンレスを使用します。ペンレスは貼付局所麻酔剤、局所麻酔シール、局所麻酔テープ、リドカインテープとも呼びますが、所謂、皮膚に貼る麻酔です。用法は、ペンレスを注射予定部に約30分〜1時間前に貼付します。効果は個人差もありますが、十分効く人は針の穿刺時の痛みはほとんどなくなりますが、注入時の痛みは多少感じます。
 ジワーの痛みを少なくする方法は、できるだけゆっくりと注入することです。こちらの応用として電動局所麻酔器なども使用しております。他にもエムラクリーム(EMLA CREAM)や33ゲージ針など、プチ整形の痛みを少なくする方法があります。
 


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